57人が本棚に入れています
本棚に追加
あたちのご飯は
いつも白と紺色のお洋服を着たお兄たんがもってきてくれた
あたちの小さなお家の周りには
うさぎさんとか亀さんとか…大きな箱がたくさんあったの
ある日
いつものお兄たんが、あたちをお家ごとお外に出したの
またどこかへ連れて行かれる…
あたちはまた悲しい気持ちになった
そちたらお家がガシャンって開いて
大きな手がまた伸びてきた
あたちは捕まるもんか!!って一生懸命カプちたんだけど
また大きな手に掴まれたの…
もう
お腹ちゅいたはイヤだよ…
怖いのもイヤだよ…
大きな手に抱かれて
あたちは体をぶんぶんって振って抵抗ちた
そしたら大きな目が
あたちを覗き込んで
優しく撫でてくれたの
それがママだったんらよね。
最初のコメントを投稿しよう!