ぴの。

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あたちのご飯は いつも白と紺色のお洋服を着たお兄たんがもってきてくれた あたちの小さなお家の周りには うさぎさんとか亀さんとか…大きな箱がたくさんあったの ある日 いつものお兄たんが、あたちをお家ごとお外に出したの またどこかへ連れて行かれる… あたちはまた悲しい気持ちになった そちたらお家がガシャンって開いて 大きな手がまた伸びてきた あたちは捕まるもんか!!って一生懸命カプちたんだけど また大きな手に掴まれたの… もう お腹ちゅいたはイヤだよ… 怖いのもイヤだよ… 大きな手に抱かれて あたちは体をぶんぶんって振って抵抗ちた そしたら大きな目が あたちを覗き込んで 優しく撫でてくれたの それがママだったんらよね。
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