ぴのへ

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ぴの… あなたがママの前からいなくなって もうすぐ一年が経とうとしています 突然ママの腕からするりといなくなってしまったぴのを 思い出さない日はないよ この一年 ダメダメだったママの事、ぴのはきっと笑っているね 初めての女の子 小さな尻尾でふわふわなぴのを ママはすごく愛していたよ 最後に見せてくれた ぴのの笑顔は きっとママへの贈り物だったんだよね うにが我が家へ来た日に、ぴのは初めてママに会いに来てくれたね 違う名前をつけようとしたうにの事 『ママ この子の名前はうにだよ~ あたちの尻尾と同じ名前なんだよ』 って いつもの笑顔で 小さな尻尾をふりふりしながら話しかけてくれたね 不思議な夢だったけど きっとあれはぴののメッセージだったんだよね きっとママの生きている時間なんて 虹の橋の時間にしたら一瞬なんだろうね その時が来たら ママは真っ先に虹の橋へ行くから ぴのを思いっきり抱きしめさせてね それからまた 幸せな時間の続きをすごそうね まだまだ幸せにしなきゃいけない子がいっぱいいるから そっちには行けないけどね(笑) もう少し、寂しい思いをさせちゃうかもだけど そこにはおこじょや他のお友達もいるし ぴのの事だから 毎日ククククッって笑いながら過ごしてる事でしょう 今まで ごめんね しか言えなかったママを許してね やっと心から言える気がするよ ぴの 家の子になってくれて ママと過ごしてくれて 本当に 本当に ありがとう。 それから またね。 また必ず会おうね。
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