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カシオは目が開いた
布団から起き上がり
さっきの光景を思い出した
「また…」
「あの夢か…」
カシオは髪をわしゃわしゃと掻き
首を鳴らす
欠伸をした後ようやく気付いた
学校の開始時間がとっくに過ぎているということを
「ああ…やべ…また遅刻」
はぁ、と溜め息つきながら朝食もろくにとらず学校に向けて特に急ぐ様子を見せず
呑気に歩いていった
「あ、いい天気だな…寝たい」
と、ぐちぐち言いながら歩いていた
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