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「カシオ?」
「カシオ?居ないのか?」
と、担任の先生が出席をとっている
「また居ないのか、あいつは」
「ぐぅ」
カシオは公園のベンチでのんびり寝ていた
「また……か…」
カシオは呟いた
カシオは片目を開ける
カシオのベンチの前に一人の少年が居た
「なぜいつも俺に会いに来る?」
カシオは少年に問う
「君が…とても自由そうだから」
「自由…?」
カシオは更に問う
「俺は毎日普通にしているだけだ、これが自由にみえるか?」
「うん…羨ましい」
「そうか」
カシオは起き上がり
「ここ、座れよ」
ベンチに手をポンポンと少年を呼び掛けるように叩いた
「ありがとう」
少年はベンチに座る
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