[21:53] 滝村 壮介

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テロリスト達は俺に気づき、銃を構えている。 俺はそのまま地面へと倒れこんだ。     「はぁ…、はぁ……」     もちろん、これは駅内に侵入するための演技だ。 テロリストの一人が、倒れこんだ俺に近づいてくる。 そして、俺の服装が自分の服装と同一なのがわかると声をかけてきた。     「お前、大丈夫か!!」   「…あ……ああ……」     身体中に血が大量に付着していたせいか、テロリストは心配をかけてくる。 そして、俺の肩を掴み、俺を地面から起こす。 「動けるか?」と訊ねられたので、俺はそれに頷いた。   やはり、このテロリスト達も日本人だ。 こうなれば、俺が考えていた予想は当たっているかもしれない、と思えてくる。   俺はテロリストに肩を支えられながら、駅内へと誘導された。 護送に一人、計二名のテロリストを連れて…。              <所持品> ・89式5,56mm小銃(30) ・89式5,56mmマガジン×5 ・ ・
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