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「……ハァ……く……ぁ……」
かれこれ、2～3㎞は走っただろうか…。
僕の体力ももうそろそろ限界に来ていた。
これ以上走るのは……辛い。
元々、家に引き込もってばかりいたので、ろくな運動をした事があまりないのだ。
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ！
後ろから、聞こえてくる銃声はまったく止むことはない。
これだけ銃声が後ろから迫りつつあるのに、まだ銃弾に当たっていない事が奇跡的に思えてくる。
「……ハァ…ｯ……ﾊｧ…」
この先を真っ直ぐ越えると僕が在籍している学校がある。
そこまで行けば、なんとかやり過ごす事ができるかもしれない…！
<所持品>
・ﾉｰﾄﾊﾟｿｺﾝ
・包丁
・
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