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「それは?」
サラの問いにレベッカは口元を緩ませた。
レベッカ「妖精の、た・ま・ご☆」
「「へっ!?」」
サラとキラは目と口を大きく開けてレベッカを見た。
「いや~ん☆さすが双子ちゃん☆同じリアクション。」
ホウキを腕に抱えてあいた手を頬にあてて、コロコロ笑う。
「いや~ん☆………じゃないですよ!!」
サラがレベッカのマネをしたあと声を荒げた。
「これ、誰が育てるの?」
「あなた達に決まってるじゃない☆」
「「えっ?」」
キラの問いに答えはレベッカを二人は凝視した。
「ちょ、ちょっと待って!!あたし達妖精の育て方知りませんよ!」
「そうですよ。第一どうやって卵をかえすんですか!?」
次々に飛ぶ問いを聞いてまるで楽しそうにレベッカは笑った。
「中等部で様々な種族のこと習うじゃない、大丈夫よ。育て方は私がちゃんと教えるわ。」
レベッカはウインクして答える。そして、人差し指をピンと出した。
「さて、ここで問題です。妖精の卵はどうやって、かえすでしょうか?」
二人は腕組みをしてキラは頭を下げサラは上に上げて、う~んとうなりながら考え込んだ。
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