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ふと気が付くと
箱の隙間から見える景色が真っ暗になっていた。
そう、
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
私は思わず箱から飛び出た。
辺りは真っ暗になり、
遠くからは犬の声がする。
ゾクッ……
と何かが背中を通り抜けた気がした。
こわくなった私は道もわからず、ただ泣きながら辺りを歩いていた
…すると、
後ろから
コツ…
コツ…
と音がした。
私は怖かったが歩き続けた。
すると、いきなり肩をポン…と叩かれた。
私は恐怖のあまり
「いや――――――――ッ!!!」
とさけんだ。
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