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青島達が無線を置いて、アパートに入ろうと振り向いた時、川上が歩いてきた。
すみれ「青島君‼隠れて‼あいつが川上よ‼」
青島「なんで隠れるの⁉確保するチャンスじゃない‼」
すみれ「もぅ少し近くに来てからのほうがあいつに逃げられないでしょ?」
青島「あ…、そうか…。頭いいね。」
すみれ「ふざけてないで集中して‼」
青島「はい…。」
すみれ「あと少しよ…」
川上はどんどん近づいてくる。
青島「5…」
青島が、カウントダウンを始めた。
すみれ「4…」
青島「3…」
すみれ「2…」
青島「1…」
バァンと勢いよく車のドアを開けて川上に飛び掛かる。
川上「うわ‼な‼なに⁉」
青島「川上義昭‼殺人及び監禁罪で逮捕する‼」
誰もが事件解決すると思った瞬間、川上が笑いだした。
川上「フフフ…そんなことしていいの?」
そういって取り出したのは、なにかのスイッチだ。
川上「こういうこともあろうかと用意したんだ…室井君がバラバラになってもいいのかい?」
青島は手錠をかけようとした手をどかす。
川上「君達…おとなしくしててよ。もぅ少しで自首してあげるからさ…」
すみれ「室井さん殺してからじゃ遅いのよ‼」
川上「そんなの知らないねぇ…僕は恨みをはらせたらそれでいいんだ…。」
川上は、青島たちに銃口をむける。
川上「邪魔だから、キミたちも死んでもらうよ…。」
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