10133人が本棚に入れています
本棚に追加
/903ページ
「主任!」
「そんな大きな声を出さないでください。レノン」
「すいません」
「いえいえ。わかればいいんですよ」
この穏やかに話す女性こそが俺達のトップ。第一部隊隊長セント・セルフィ。属性は光。
「主任!白の教団が動き始めました。俺に『時は繋がった。覚悟しておけ』と伝言をのこしたらしいです」
「とうとうきましたか。時が繋がったということは恐らくあいつが復活したのでしょう」
「あいつ?」
「そう。かつてあなたのお父様が封印した悪魔『ダグラス・キルギス』が…」
「なんだって?そんなのあるわけがない!親父の封印はそんな簡単に解けるはずがない!」
俺は誰よりも親父を目標にし尊敬してきた。そんなことがあってたまるか!
最初のコメントを投稿しよう!