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「しかしそれ以外考えられません。あなたに言ってきたのが何よりの証拠!しかもお父様は白の教団に殺されたはずです。術を弱くするために違いありません」
「くそっ!バカな!そんなことがあってたまるか。もう一度封印してやる!」
「焦る気持ちはわかりますが今は手を出すにはきわどいです。もう少し様子をみましょう」
「何故ですかっ!?早いとこ手を打たないと!」
「まだ確定したわけでもありません。迂闊に手をだして返り討ちにあったら元も子もありません。命令があるまで待機なさい。あなたにはまだ学校もあるでしょう?敵が来て友達を守る事も重要な任務ですよ」
「くっ!わかりました。」
俺は一番恐れていたのは学校への襲撃であった。主任の言う事も一理ある。ここは大人しく言うことをきこう。俺はそうきめて学校へと戻った。
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