本部

4/4
10133人が本棚に入れています
本棚に追加
/903ページ
「しかしそれ以外考えられません。あなたに言ってきたのが何よりの証拠!しかもお父様は白の教団に殺されたはずです。術を弱くするために違いありません」 「くそっ!バカな!そんなことがあってたまるか。もう一度封印してやる!」 「焦る気持ちはわかりますが今は手を出すにはきわどいです。もう少し様子をみましょう」 「何故ですかっ!?早いとこ手を打たないと!」 「まだ確定したわけでもありません。迂闊に手をだして返り討ちにあったら元も子もありません。命令があるまで待機なさい。あなたにはまだ学校もあるでしょう?敵が来て友達を守る事も重要な任務ですよ」 「くっ!わかりました。」 俺は一番恐れていたのは学校への襲撃であった。主任の言う事も一理ある。ここは大人しく言うことをきこう。俺はそうきめて学校へと戻った。
/903ページ

最初のコメントを投稿しよう!