下敷きに貼られた宿敵

4/4
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
まず、戦力の比較です。向こうは全国トップクラスの美少年エリート集団!(ジャニーズ※S!)…対するは、宮崎の某イナカ町、個性派集団(この間までの髪型はボォゥズ※S)です! 先制をきしたのは女子!「あんた(T君です…)みたいなイガグリ野郎にいわれたくないよ!!」そーよ!!×女子生徒数。ヒデェ…いきなりの集中砲火に、宮崎男子の未来を担う彼もたじろぎ、視線はすでに助けを求めています! 見捨てるわけ無い、男子群必死の抵抗!「ブス共が高望みすんな!!」 女性群たじろぎ、そこでやはりT君、トドメの一撃!! 「アイツらだってなぁ、涼しい顔して、俺やオメーラみてぇにくっせーウ○コするんだぜぇ!!」 抵抗不可能の理論的なトドメ。しかしこれがいけなかった! 場は静まり返り、その中で独りの女性が噴き出した! 「くっせーウ○コすんのって、あんただけじゃねーの!?」 …場は再び静まった。 …だが、私のこみ上げてくる笑いは静まらなかった!ごめんなさいT君…あの時は確かに女性陣より先に噴き出して爆笑のリードしてましたがこのすまないという心は本物です… 後で聞いたんですがあの頃の女性陣にとってジャニーズはウ○コすらしない、してもいい匂いがするぐらい神格化した存在だったらしいのです… この後…T君は「ウ○コマン」と命名され、数ヶ月ののしられたのち、同じ進学高に進学し、今となっては有名大学に在学しています。あの時はほんとにごめんねウ○コマン……じゃなくてT君……
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!