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寝ている時にも不思議な事が起こるようになった。
しばらくの間、居間の隣の部屋に家族みんなで寝ていた。
夜中にふと目を覚ますと、居間から足音が聞こえる事があったのだ。
ゆっくり居間を歩いて、みんなが寝てる部屋のドアの所で足音が止まる。
ただそれだけ。
一番最初にこの音を聞いたのは叔母だったと思う。
その話を聞いて、羨ましくて仕方なかった。
ある日夜中にその音が聞けた時は嬉しくて、ドアの所で足音が止まった時に、思わず起き上がって見てしまった。
一目でもいいから、姿が見られるんじゃないかと思った。
もちろん、姿なんて見えなかったけど…
叔父が四十九日に仏壇の飾りを片付けようとした時も、飾りが大きく揺れたらしい。
そんな現象が沢山あった。
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