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『はぁ…毎日がつまらない……なんか楽しいことないのかな……』
セレナはため息をつきながら言った
『‥っと、随分遠く来ちゃった…まっ引き返すのも何だし、その辺散歩しよっと………ん?』
セレナは立ち止まり、瞳を閉じて耳を澄ました
―…音楽が聞こえる…―
セレナは音のする方へ向かった
音楽は段々近づいてくる
―…きっとこの奥に…―
セレナの前にはたくさんの木々があった
セレナは木々をよけながらゆっくりと前へ進んだ
『!?まぶし…』
木々の奥から光が差し込んできてセレナは瞳を閉じた
ゆっくりと瞳を開けると辺り一面海のように真っ白な雲が広がっていた
『すごい……きれい…こんなところあったんだ……』
セレナは瞬きするのを忘れ瞳を輝かせた
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