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『……あそこに誰かいる……天使だ……』
セレナは草影に隠れながらじっと見つめた
雲の上でヴァイオリンを弾いている天使がいた
『なんて…綺麗な音…』
レイナは瞳を閉じて静かに聴いた
光に照らされてキラキラと輝く綺麗な金髪……
透き通るように白い肌と吸い込まれそうな碧い瞳……
耳には金色の十字架のピアス……
周りには楽しそうに羽ばたく鳥達が飛びまわっている
そしてとても綺麗な演奏が響いている
――…ケイ…――
ハクの父親[天使]
優しくてとても落ちいている
演奏するのが好き
セレナはこの時……
まさか……恋におちるなんて……
天使を好きになるなんて思ってもいなかった………
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