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『その言葉をずっと待っていました……』
セレナは後からふわっと優しく腕に抱かれた
――…その声は……――
セレナはゆっくりと後を振り向く
『………ケイ……』
ケイは優しく微笑んでいる
セレナは瞳からたくさんの涙を流しながらケイに抱きついた
『……んで……なんで…ここにいるの……後半月は帰って来ないはずじゃ……』
『あれは嘘ですよ』
『……え?……』
セレナは驚いた顔をしている
『試したんですよ。セレナさんが本当に僕を好きじゃないのか。ずっと隠れて待ってたんです。』
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