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『…………』
レイの言った言葉にセレナうなづいた
『何でだよ!?何で天使なんだよ!!』
『私はケイが好きなの…』
セレナは今にも泣きだしそうな悲しいそうな顔をしながら言った
レイは拳を握りしめ、唇を噛み締めた
『………お前らを祝福する奴なんていないんだぞ………それでも……』
『分かってる……それでも私はケイを愛してるの………誰にも祝福されなくても私はケイといるだけで幸せなの……』
セレナは涙を流しながら言った
『そして………私のお腹の中にいる赤ちゃんをケイと二人で育てて生きたいの……』
セレナは涙を流し、お腹を手でそっと押さえながら笑顔で言った
セレナのその姿が今までレイが見た中で1番綺麗だった
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