‡†fate†‡

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『私が何故銀髪で灰色の瞳なのか教えてあげる』 ハクは雲の上に座り、話し始めた 『私の両親はお母さんが悪魔でお父さんが天使なの』 『え?…』 クロムは驚いた顔をしている 『ビックリでしょう?だから私、ホントは悪魔でもあるし、天使でもあるの』 ハクは優しく笑いながら言った だが、その顔はとても悲しそうな笑顔をしていた 『天使と悪魔は決して仲良くしては…ましては恋なんてしちゃいけないのにお母さんとお父さんはお互い愛してあってしまったの…』 『それで…ハクが生まれたんだ……』 クロムは言った 『うん……でも禁忌を起こしたお父さんとお母さんは殺されたの……』 ハクの顔は一気に悲しい顔になった
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