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「申し訳ございません…」
震える紫を、藍は優しく抱き締め返した。
そんな空気の中、小さな咳払いをしてから、霊夢が口を開いた。
「あの~ラブラブな雰囲気の所悪いけど、お祝いパーティーなんだから笑わない?」
「あ、ごめんなさい…って何で霊夢達まで居るの?」
「藍から呼ばれたのよ。おっきなパーティーやるから一緒にどうかって昨日誘いに来たの。」
「紫~私もうお腹ペコペコなの~…早く料理食べましょ~?」
「安心してください幽々子様。数日間用意に費やした分、料理はたっぷり作ってありますから。」
「やったぁ♪ね、ね、紫。早く行きましょうよ~。」
幽々子のテンションがかなり上がっている。
これから始まるパーティーを楽しみにしているみんなを見てると、自然と笑顔が零れた。
「そうね!藍、案内して頂戴。」
「わかりました。隣の部屋に用意してますから皆さんこちらへどうぞ。」
こうして、宴は始まった。
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