ゼロとルルーシュ

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ゼロとルルーシュ

シャーリーの父の葬式場…。 ルルーシュは考えていた…。 (俺のせいでシャーリーのお父さんは……。でも、あの場合はしかたなかった…、コーネリアを倒すためにはあぁするしか…。) いつの間にか葬式は終わっていた…。 「ありがとうみんな、来てくれて…。」 生徒会長のミレイを含むお馴染みの面々が来ていた。 「シャーリー大丈夫?」 「うん、ありがとうニーナ。」 生徒会実行委員のスザクが吐き捨てるよう言う。 「ゼロは卑怯だ!!!回りの被害もかえりみずに、自分は安全な所で審判者を気取って勝ち誇る!!」 その言葉はルルーシュの胸に深く確実に傷を残していた…。 (俺は………。) 「そんなことより!!私はシャーリーのほうが心配よ、大丈夫?ちゃんと泣いた?変に今我慢すると後々辛くなるわよ。」 「私は大丈夫。ちゃんと…泣いた…から。」 「よぉ~し、じゃあ私達はこれで。」 「おい、行くぞルルーシュ。」 「リバル!!」 ルルーシュを残して生徒会の面々は帰って行った。 「シャーリー…。」 「ごめんね、ルル。」 「え!?」 「卑怯だったよね、……キスだけして貰っても嬉しくないよね……。」 「ごめんね…。」 そう言って泣きながらシャーリーは走って行ってしまった。 (シャーリー…俺は…。)
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