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手紙の謎
「手紙がイタズラとゆうことはないでしょう。手紙と一緒に現金で100万円が入ってましたから。100万円といったら大金ですからね。
すでに亡くなっている人物からの手紙…もしかしたら本当の手紙の差出人は、名前を知られるとまずい、もしくは亡くなった雄一郎さんからの手紙をもらって私がここに来たとゆう話しを今日この洋館に集まった人たちの前で言ってほしいのではないかと思うんです。
つまり、なくなった雄一郎さんからの手紙をもらって、やって来たとゆう話しを今日集まった人達の前で話すと特をする人物がいるのでしょう。」
「なるほど~。では、この話しは伏せておいたほうがいいとゆうことでしょうか?」
「それは何とも言えませんね。手紙の事を話すことによって差出人が分かるかもしれませんし…
1つ聞きたい事があるのですが?」
「えぇ、なんなりと」
「今日集まった人達について分かる範囲でいいので教えてもらえないでしょうか?」
「えぇ、もちろんです。
今日お集まりになられた方は香野様を含めて8人になります。
まず亡くなられた雄一郎様の長男の新二様とその奥様の楓(かえで)様。それから次男の満様と奥様の恭子様。そして三男の正広様と四男の貞昭(さだあき)様です。正広様と貞昭様は独身でいらっしゃいます。他には雄一郎様の生前の友人であります、高橋 龍二様。
皆様、今日が1月31日とゆう事でお集まりになられたようです。」
「1月31日…そう言えば、ここに来る途中にこの洋館には今日しか見付けられない宝があると聞いたのですが、本当なのですか?」
「本当かどうかは私には分かりかねますが、雄一郎様が亡くなられたさいに遺言状が残されていたそうです。その内容とゆうのが、1月31日にしか見付けられない宝を探し出した者に遺産の全てを相続させる。というものだったと聞いています。」
「なるほど…遺産はどのくらいの額なのかご存じですか?」
「詳しくはわかりませんが少なくみても10億はあるとか…」
「10億!!それはすごい!!……ちなみにもうひとつ質問してもいいですか?」
「ええ。」
「あなたのお名前は?」
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