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零
『じゃぁ行ってくる』カリン
『行ってらっしゃい。気をつけてね』
城に向かう途中買い物をしていると城から断末魔らしき声が聞こえてきた
零は胸騒ぎがして城に向かい王室に入っていった…
そこには想像を絶する光景が広がっていた…この世の者とは思えない魔物が王座に座り鋭い眼光でこちらを睨み付けている
足下には無惨な姿になり果てて見る影も無い王様が倒れていた…
零
『王様ぁ゛~~』
魔物
『ふんっ。つまらんな。所詮屑はこの程度か…』
零
『なんだ…と…?』
魔物
『所詮屑はこの程度かと言ったのだが聞こえなかったか?…屑』
零
『ふざけるな!誰が屑だと?王様は優しくて本当にいい人だったんだぞ!』
魔物
『だから?』
『貴様もすぐこの屑のもとに送ってやる』
零
『…そう簡単に行くと思うなよ!』
と言い走り出した俺の視界にはゆっくり動く腕が見えた瞬間
…意識が無くなった
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