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アルティミシアですら、器に過ぎないのではないのだろうか。
アルティミシアは、アルティミシアの肉体を守ろうとはしていない。
つまり、アルティミシアという人間は、魔女の力にとって器でしかないのではないでしょうか。
魔女の力であるハインの力がG.F.の祖であり、人間を支配し、乗り換えることによって存在してきた。
SeeDが記憶障害を引き起こすように、魔女もまたやがて、その力に居場所である領域を広げられ、乗っ取られる。"悪い魔女になる"のかもしれない。
アルティミシアはリノアであり、リノアではない。
リノアの肉体を持つ、ハインの力である。
自らの意識で取り除くことのできない"魔女の力"という"G.F."が引き起こした記憶障害の成れの果てなのではないだろうか。
アルティミシアは最終形態になると口調が穏やかになり、アルティミシアの肉体をぶら下げるという凄まじい容姿をしている。
ぶら下げられている抜け殻こそがリノアであり、新たに姿を見せた"顔を持たない魔女"がアルティミシアと呼ばれる"ハイン"なのではないか。
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