アルティミシアの真実

2/7
前へ
/17ページ
次へ
次は、リノアなのか、それ以外の誰かなのかという疑問です。 ここからは不確定要素を多く孕んできます。 アルティミシアがリノアではないかと思われる点をいくつか挙げてみます。 まず、この説でよく上げられることとしてグリーヴァの存在ですが、これは無関係と言えます。 アルティミシアは、スコールがもっとも強いと思うものとしてグリーヴァを召喚しますが、これはリノアの中に入ったときに知ったものです。 ならどうしてイデアに入ったときに、エルオーネを探していたり、SeeDの本当の意味を探ったりしていたのか。 これは劇中でイデアが言っている通り、心を明け渡せば考えを探られない、という言葉通りです。 反対にリノアは、「魔女になっちゃった」「怖い」などと言っている上、アデルを解放したときの(つまり自分の意思でない)動きは鈍く、ふらふらと歩いています。 これはリノアがアルティミシアに抵抗している何よりの証拠です。 そしてその後、宇宙で漂流したシーンでは、首から下げたスコールの指輪を見つめており、スコールが強いものだと教えてくれたグリーヴァがリノアを支える力になっていたとも考えられます。 アルティミシアにそれを知られていても不思議ではありません。 残念ですが、これは決定打にならないようです。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

220人が本棚に入れています
本棚に追加