キミ

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仕事にも一通りは慣れたある日、キミは浮かない顔で黙って仕事をしていたね。 いつも明るいキミの声が聞けないだけで。 こんなにも心が騒めくなんてね。 最近の俺、らしくないよな。 気持ち悪い。 でも、キミのことを考えると心地よくて、胸がとても暖かいのに、不安が離れなかった。 これを愛と呼ぶのなら、悪くはないと思った。
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