俺とキミ

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待ち合わせ場所に着くと、キミはすでに待っていた。 キミの右手にはコンビニ袋。 中身はお茶とフルーツ味の飴。 キミはその飴を僕の、甘い物の苦手な口に、笑顔で無理矢理押し込んだ。 キミが可愛く笑うから、連れて僕も笑うんだ。 映画は楽しかった、はず。 飯も美味かった、はず。 というのも、俺はその日のことはあまり憶えていないから。
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