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良「ていうか春ちゃんが家に誘ってくれるなんて何かあったの?」
良子はまだまだ付き合いは浅いが春菜のことが大好きだった。
春菜は綺麗なのにその外見を傲ることなく良子に優しかったからだ。
中学生の頃に優しく親切に見える友達にも影で【デブス】と言われてる事も知っていたからだ。
ハル「…だから~聞いてる?」
良「ほぇ?」
ハル「ほらまたボケーしてた。笑」
春菜はクスクス笑いだした。
(あらら。また自分の世界に入っちゃった。汗)
良「ごめん。で、どうしたの?汗」
ハル「良子を呼んだ訳を話してたの。」
良「あたしを呼んだわけ?」
ハル「うん。そう。笑」
(そうだった。何だろ?)
ハル「最近の良子を見ててずっと思ってたんだけど。」
良「うん。なになに?」
ハル「…。聞いても引かないかな?汗」
良「何だかわからないけど引かないよ。どうしたの?」
しばらく考えながら春菜はスタスタと机からアルバムらしき物を持ってきた。
良「どうしたの?」
ハル「良子は自分に自信持ちたいと思う?」
良「…。持ちたいけど無理かも。汗」
ハル「やっぱりそっか。汗」
ハル「これ見て。」
春菜はアルバムを開いて一枚の写真を指差した。
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