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入学してからもう1ヶ月。
―いつもと何も変わらない休み時間だ。
こうして見てるとまわりの女の子達はだんだん綺麗になってく。
「…はぁ…。」
(何だかあたしだけ変わらない気がする…綺麗になれる娘は元がいいんだよね…あたしは無理だぁ…涙)
(地味にヘコむかも…)
ハル「どうしたのよ。ため息ついちゃって。笑」
良「あ。春ちゃん。」
(やっぱり春ちゃんは綺麗だ。いいな。)
ハル「何かボケーしてたでしょ?笑」
良「あは…何か最近、まわりの娘達オシャレになったな~って見てたの。苦笑」
ハル「良子もオシャレすればいいじゃん。」
良「そんな簡単にできないよ。」
(可愛いオシャレな娘は基本的にスタイル悪くないもん…涙)
ハル「そうかな?はじめから諦めたら何も変わらないよ。良子はやるまえから諦めるの?」
良「……。」
ハル「まぁいいわ。今日あたしんちに来ない?」
良「大丈夫だよ。遊びに行ってもいいの?笑」
ハル「大丈夫だから誘ってるんじゃん。笑」
(春ちゃんの家に行くの初めてだ。楽しみかも。)
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