-Ⅱ-

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  リノは激しく後悔していた。 本当は大好きなキヨトに、思ってもいない「大嫌い」の言葉を言ってしまった事を。 キヨトがハッキリと自分の事が好きで、マコトのことは恋愛対象ではないと言ってくれなかったから? キヨトがマコトばかりを構って、自分を相手にしてくれないから? どっちにしても、要はマコトに嫉妬していたのだろう。 あんな小さい子供相手に本気で嫉妬してしまう自分が恥ずかしくなってくるリノ。 考えれば考える程泪が溢れてくるばかりだ。  
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