新･風雨来紀 in みちのく

秋田県男鹿半島の旅

空は雲一つない、晴天の青空、そろそろ桜が散り始め、外堀の池がピンク色に染まる頃、僕は秋田県の男鹿半島に向かって愛車IMPREZAを走らせた。

弘前大鰐インターから東北自動車道上り線にのり、高速道路を気持ち良く走らせていた。

二時間位経った頃、高速道路を下車しないと行けないインターに近づき、愛車のエンジン音がどこと無く残念そうな感じに聞こえた。

秋田県に着くと、まだ少し春風が吹いていた。

春風に吹かれながら、まず今の場所から近い寒風山に向かった。

寒風山のスカイラインを上って行くと、途中にちょっとした展望台がある。

展望台から見た景色はとても綺麗でかなり遠い所までハッキリ見える。

空を見上げると、ハンググライダーをしている人達が気持ち良さそうに飛び回っていた。

ハンググライダーの人達を見ていると、大きな鳥が飛んでいる見たいだ。

そんな、気持ち良さそうに飛んでいるハンググライダー達に背を向けて、また一路寒風山へ。

そして、頂上まで来ると急な階段があり、観光に来ている人達が楽しそうな顔をして、階段を登って行く。