秋田県男鹿半島の旅

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水族館を見に来た家族やカップル達の中に僕達四人、間違いなく場違いだ。 しかし、そんな事はこの際、気にしていられない。 館内に入ってみると、確かに広いし、水槽も大きい。 魚達も大きい水槽に満足といった感じで元気よく泳いでいる。 そんな魚達から見たら、僕達が見られてる側になっているのかな。 そう考えるとなんか不思議な感じだ。 水槽を見て歩いて行くと、ペンギン、白熊、アザラシなど海にいる動物達が出迎えた。 アザラシの水槽では、調度ご飯の時間なのか、シュノーケルをつけた人が魚でイッパイのバケツを持って入って来た。 アザラシはバケツの中に魚が入っているのを知っているらしく、ちゃんと調教師の後ろをついていってる…というよりも、バケツの中の魚の後をついていっていると言った方が正しいかな。 調教師が餌を与える披露を気持ち良さそうにしている。 確かに、自分の思うように動物を動かせたら気持ち良さそうだ。
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