[続]

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ある町に、 とある一軒家が あった。 『あ~、また湊忘れ物してるわ。アキラに怒られるじゃない。』 と、言いながら 書類を手に困る ある女性。奈々。 『なになに!?パパ忘れ物!?』 と、ピョンピョン 跳ね回る子供。 『稚隼(チハヤ)は、いいから早くお外に遊びに行ってきなさい。マキお母さん、待ってるんじゃない?』 時は流れ、 彼女達は26歳に なっていた。 もちろん、結婚をし 子供もいる。 幸せな家庭を築いていた。 『だってパパ忘れ物したんでしょ?』
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