[続]

8/15
前へ
/380ページ
次へ
そして、数日後―。 『『シンー!』』 感動の再開は とある駅でだった。 みんながシンの 名前を叫びながら 彼に抱きついた。 『うわっ!みんな、久しぶりだなぁ…。』 と、懐かしそうに 微笑むシン。 みんなは半泣きだった。 だが、ただ1人だけ シンに抱きつかなかった 男がいた。 湊だ。 みんなが感動の 抱擁を終えると、 シンから離れた。 そして、シンは 真っ直ぐに湊を見た。 『遅い。』 湊は、一言そう言った。 シンは笑う。
/380ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3106人が本棚に入れています
本棚に追加