Ｄ∀ЯＫ

Fifth

またしても部屋は暗かった....。

(........またかよ)

シンはまたスイッチを探した。.......が、たまたまドア付近にスイッチがあったので探すのに苦労はしなかった。

この部屋は見た限り書斎の様である。

シンは机に置かれていた本をパラパラとめくり始めた......。

フランス語会話、経済、株.........様々な種類の本が山積みにされていた。

シンが最後の一冊をめくり終えたとき、最後のページに紙切れが挟まっていた。

　　［殺す⇔病気］

......意味が分からないぞ....殺す？病気？なんだか恐ろしいな)

引き続きシンは書斎を調べた。

すると、本棚にリモコンがあるのを見つけた。
(ん？なんのリモコンだ？)

シンがボタンを押した。

｢......ウィーン｣

(！！！)

書斎の壁に液晶パネルが出てきた。

(なんだこれは？？画面のしたにキーボードがあるぞ？)

シンは試しにキーボードを叩いてみたがなにも起こらない......。

(.......あとでいじるか。)

再びシンは書斎を調べたが、特に何もなかった。

シンは書斎を出た....。