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「てめぇっ…なに、考えてやがるっ!?////」
息をあらげ、熱の帯びた顔で射抜く様にアレンを神田は睨みつける。弱々しく相手の上着を掴み、だが真っ直ぐ前を見据えて。
自分の意志を無視し、この意味の分からないアレンの気持ちを知らないまま…告げられないまま行為を続けている相手に腹を立て。
「言えっ何のため…んあっ////」
「言えませんよ……。考えて下さい」
クスリ笑いながら質問には答えず、内に入ったモノを奥へと突き上げる。仰反り返り息を詰まらせる神田の唇を舐め隙間から舌をいれ。腰を揺らしながら口内をゆっくり舐めた…。
「(簡単に言える訳無いでしょう?それじゃ面白くない。悩んで…沢山…僕のことを考えて…)」
限界が近づいて居るのか…先程よりアレンの動きが激しくなり神田の内の奥までを擦り上げる。
「んんっあっはぁ…あ////」
「苦しいですか…?…もうじき…終わりますから」
行き場の無い神田の手を取り、掌にキスをし舐めて握り締めながら。
「…神田……神田…」
「ん、だよ…////」
「……」
「なんだって、んだ…////」
何度も…アレンは静かに相手の名前を呼んで。絶頂寸前で朧気な顔をする神田から返事を返されぽつりと言葉を漏らした…
「僕ね…
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