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両の足をつかまれ、クロスのがラビの内側へ。深い場所まで中に入るとラビの身体がびくり揺れた。
「んっ…やっはなし、て////」
「もう、いきたいのか?」
激しく突き上げら続けラビの自身は吐き出したいと拒むように握りしめる大きな掌の中で震える。
「ダメだな、てめぇの口できちんと言わなきゃ‥わからねぇ」
自分の質問にこくこくと頷くラビにクスリと笑む。
暑さのためか、行為のためか。ラビは手を伸ばし、目の前の人間の汗に濡れる頬を軽く触れる。
「いき、たいさ…っお願い…いかせ、てっ////」
息を乱し、濡れた瞳でクロスを見て。彼に聞こえるようにハッキリと欲望を伝える。
「よくできた」と、まるでそう言ってるかのような笑みを浮かべるとクロスは頬に触れる手を取りそこに口付ける。
「ひっあぁっあんっ…あっ////」
離されるとその手が背中に回される。何度も突き上げられ、一番奥の方を突かれると自身から白い液体を吐き出し。
その場所でクロスからの熱い何かを感じるとびくびくと身体が震え。
そして息を乱したままキスを交わした。
打ち上げ花火の音が止まり、少しずつ人の声が集まり始めた。
「花火…終わったみたいだな」
窓の外を見ながら、布団に身体を埋めるラビに声を掛ける。
「そうみたいさ」
「そろそろバカ弟子共も帰ってくるか」
煙草を吸いながら、汗で張り付くラビの髪をクロスがいじる。
くすぐったそうに眉を顰めるラビに軽く笑むと、クロスは額にキスを落とした。
「風呂は朝にでも入るか」
「そうさね…」
クロスの首に手を伸ばし絡みつき、隣で寝ることを願い。
クスリ笑いながら隣に倒れるクロスの胸に顔を埋め、ラビは静かに寝息をたてる。
「…ガキ…」
煙草の火を消しぽつり呟くと、抱きしめるように後ろに手を回し、クロスも眠りに落ちた。
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