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アレンが聞こえないように小さく吐いた言葉…
『あなたに忘れられるなんて…我慢できない…。だから…』
睨む神田にクスリと小さく笑いアレンは身体を押さえつける。
「僕の事を忘れられないように身体に刻んであげますよ?」
「なっ‥っ…んっ…」
神田が放とうとした拒絶の言葉は、アレンの唇により塞がれた。口内に舌が侵入し…犯すように這いずり回られ舌を絡みとられ。
舌に噛みつこうとするが…アレンが神田の顎を指で押さえそれをさせまいとしているため噛みつくことも出来ず。
…神田はただ…アレンのされるがままになっていた……。
「身体中……麻酔効いていて上手く身動き取れないでしょう?」
唇を離せばアレンは相手の口の端から垂れる涎を指で拭い顔を背けさせないように頬を楽しげに笑いながら優しく撫でる。
目に涙をため唇を解放され息を整えるため荒く呼吸をし鋭く睨み付ける神田に彼をその表情を向けた。
「これで終わりじゃないですからね…神田…?」
身動きを取れないよう…抵抗できないように身体を押さえつけアレンは相手にまかれた包帯を手に取ると外していきはだけ現れた肌に口つけ吸い付き所々に紅い痕を残していった…
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