32人が本棚に入れています
本棚に追加
…かまとはそう言うと不気味に笑った。
すると、鏡は輝きだし、部屋を光で満たしていった。
『あ~~れ~~~!!』
…かまとはわざとらしく叫びながら、光の渦にくるくると巻かれ、半ばやけくそぎみに引っ張りこまれると…鏡の中に消えていった。
……ピシッ!
かまとを吸い込んだ鏡は、光を失うとすぐに割れた。
後には、そんな鏡を気の毒そうに見守る、意志ある秘宝たちの視線と静寂があった。
…そして著者も、かまとごときに文章を考えるのが面倒なので、半ばやけくそぎみに話を進めていた。
最初のコメントを投稿しよう!