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「なッッ!!」
勘太郎先生は思わず叫んでいた。
その紙切れは只の紙切れは当然只の紙切れではなく・・・・・・
源とのキスシーンだったのだ。
「なんで!?なんでスギノ様が知ってんのさ!
ってか返してよそれッッ
そんなの今の春華にみられでもしたら・・・・。」
「ふふふ・・・・。俺がそう簡単に渡すわけがないだろうが。」
(まあそんな事は分かってるけどね。)
「じゃあ、スギノ様の要望は何なのさ!」
「うん?それはだなあ、俺とデートしろ!!!」
「はッッ!?」
「そしたらこれを返してやってもいいだろう。」
(まあ、スギノ様とデートしたところで、襲われることはないだろうし、どうせなら美味しいものを奢らせてやろう◇)
「・・・・・・。いいですよ。」
勘太郎先生は渋々スギノ様の命令に従うのだった。
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