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勘太郎先生がスギノ様に半連行気味(策の内)で連れられた店は、小さなあんみつ屋だった。
スギノ様曰く、でっかい店のチェーン店よりも、ちっさくて昔からやってそうなところが穴場らしい。
勘太郎先生達はあんみつ屋に入り、綺麗なステンドグラスが横にある席に案内された。
ステンドグラスがほどよく光を透かせ、勘太郎先生の瞳に七色に輝く光をが映り、まるで虹のビーダマのようだった。
その瞳に釘付けなスギノ様はほんのりと頬を染め、じっと勘太郎先生を見つめていた。
そんなとき――――。
ばちっ
振り向いた勘太郎先生と目があってしまい、とっさに目を反らした。
付き合い始めた中学生か。と言いたい所ですが、スギノ様はこれで精一杯なので、応援してあげてください←
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