第三章

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そりゃ驚くよな‥   『俺はアイドルとしてじゃなく、普通の高校生がやりたいんです。だからあんな格好してました』   横「だけどあれはないぞ」   『ですよね(苦笑)』   大「あんな格好してたら、またイジメられるぜ?」   『わかってるさ』   内「柝蚪くん‥」   『博貴、ごめんな‥』   内「ううん…」   安「なぁ」   『はい』   安「お前をかっこよくしたる」   『そんなことしたらバレる!』   安「バレなきゃいいんだろ?」   『そうですけど‥』   安「渋やん、いっちょやらんか?」   昴「いいぜ」   信「なら頼むわ、俺らは策を練っとく」   横「派手にやるぜ?」   全「おぉー!」   なんか始まったよ?   俺は一体どうなんだ?!   学校にいれるのか?     ‥‥‥   す、すげー‥   鏡に映っているのは秀才の雰囲気を放つ靖乃柝蚪‥   こんなに変わるものなんだ‥   昴「どうだ?メガネはしてるけど、柘斗とはわからんだろ」   『はい‥』   安「これなら大丈夫だ」     ‥‥‥   信「こっちも大丈夫だ」   横「お前へのイジメは止まるようにしたからな」   『ありがとうございます』   でもなんでこんなことまでやってくれるんだ?   やっぱり俺がアイドルだから?
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