第三章

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『はぁ‥』   あの教室疲れる‥   ガチャ―   「あ、ダサオくん(笑)」   「お前まじうざい!(笑)」   「消えろ(笑)」   バシャー―   水をかけられた   「アハハ(笑)その格好受けるんですけど(笑)」   「行こーぜ(笑)」   やることをやってトイレから出ていった。   『どうしよ‥』   制服ビショビショだし。   『屋上でも行こっかな‥』   屋上へと足を運ぶ。     ‥‥‥   『気持ちいい風だな‥』   心地よい風がふいていた。   『メガネ邪魔‥』   メガネをとり制服を着崩した柝蚪。   『なんでこんな目に合わないといけないんだよ‥ 俺がいついけないことをしたっていうんだ!』   ?「ダサいからだろ(笑)」   『は?』   振り向いた先にいたのは   『お前、誰?』   ?「俺は錦戸亮、2年だ」   『先輩ですか』   亮「噂のダサオくんがアイドルの柘斗だったとはな」   『…』   亮「なんであんな格好してんだ?」   『俺は普通の高校生がやりたいんだよ。アイドルとしてじゃなく、一人の高校生としてな‥』   亮「でもあれはないだろ(笑)」   『ほかに浮かばなかったんだよ』   亮「これからどうすんだ?それで授業は無理だろ」
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