ありがとう

死

１年後、長女の奏（そう）が生まれて彼女が仕事を辞めた。
奏が生まれてからは大変だった。子供は好きだったが、子育ては初めてだったから手探りで育てていたが、３人に笑顔がいつもあった。
２年後、相史（そうし）が生まれたときは、２歳ながら奏も姉の自覚か頑張っていた。

しかし、幸せは長くなかった。４年後に藍は持病で死んだ。
彼女のよく使う机とタンスの中に彼女の日記を発見した。日記を見て涙を流した後に俺は決意を固めた。