生から死へ…

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1組に着いて早々に 『ぉっそ~い!いつまで待たせるき?』 『ごめんよぉ~光。HRはすぐに終わったが帰りがけに橘に絡まれてさ』 大声で声を掛けた主は日月 光(ニチヅキ ヒカリ)彼の待たせ人にしてまた彼の彼女であろう 彼女の血液型はO型、11月3日生まれ、容姿は髪は背中まで延びた黒髪、身長は155cm程、体型は普通くらいで、スタイルは二人の共通の友達曰く巨乳との噂が…、視力がかなり良く両目共に1.0以上で眼鏡を掛けていないそれが残念な所ではある。 顔立ちはかわいいに分類され、女子高校生らしからぬケバく無いそれがまた良い所でもある しかし、彼というのはカッコイイ部類ではなく中の下位の男で周りからの第一印象は「怖い」「話し掛けにくい」であり、皆からは不釣り合いなカップルと揶揄される事もしばしば… どうしてこんな彼女に出会ったか疑問に思うだろうから簡単にいきさつを言っておく 1年時に同じクラスになる→そこでできた友達がその共通の友達でメアドを交換→メールのやり取りをする内に仲良くなる→たびたび他の友達と一緒遊びに行く→好きになる→クリスマスイヴにデートに誘い告る→OK→付き合う ま、こんな感じで今に至る 『どしたの?さぁ、帰ろっ♪』 と彼女が言う 『ちょっと昔を思い出してたんだ。そうだな帰るか。』 そう言って彼らは歩き始めた… 学校から彼女の家まで30分少々でつく 普段通り他愛のない話をしていて家に着く頃に光が 『ねぇ、氷ちゃん日曜日お暇ですか?』 『あぁ、前にも言ったが俺は年中暇人や。どした?』 と氷牙が答えると彼女は 『日曜日デートしよっ♪もうすぐで氷ちゃんの誕生日だし同時に半年記念でしょ。だから…ダメかな?』 『えぇ~、どしよっかな?じゃあ、ダメッ………………なんてね。良いよ。頼みは断れない質だからな』 そう言い終わる前に笑顔で彼女が被せてきた 『ビックリしたよぉ~、でも断られなくて良かった♪じゃあ日曜日の10時に駅前にシューゴーねっ』 気が付くともう光の家の前まで来ていた 『ああ、6月21日だな。よし、10時に迎えに行くよ寝坊すんなよ』 と言って軽くデコピンをする 『痛ったー!!寝坊なんてしませんよ~だ!んじゃ、また日曜日ねバイバイ』 『おう!じゃーな、また』 そう言って彼らはわかれた…時刻は4時45分 『やっべー、ここから駅まで15分、超ギリだな急ご!』
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