彼の場所

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「あなた、賢治のこれ?」 背後から声が聞こえたので振り返ると、ニヤニヤしながらお兄さんたちが小指を立てて私を見ていた。 「はい、そうですけど ^ ^;」 顔から火が出るほど恥ずかしくなった。 うちは笑顔でそう答えたが内心ビックリしていた。 それからすぐに彼は来てくれた。
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