+α.夢を追うのもほどほどに

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数分後─── 「そりゃあッ!」 「ひゃぁッ! 千夏ちゃん!どこ触ってんの!?」 「人は見かけによらないねぇ、晴美。こんな童顔のクセに、体はあたしと同レベルなんて~!」 「ひゃわわわッ! や、やめてぇ~!」 「うっさいわね。静かに入りなさいよ」 「うひゃ~! ユーリさん肌白ッ!」 「ちょっ…触らないでよ!」 「…はぁ」 「? どうしたの、ナカちゃん?」 「…別に……」 「大丈夫! ナカちゃんのそれも、十分にいい形してるって!」 「"それ"って何よ、"それ"って!?」 「皆さん! お風呂では静かに!」 「は~い!」 血沸き、肉踊る会話である(木宮のような例外も存在するが)。 で、スケベ三人衆もまた、血を沸かせ、肉を踊らせているわけである。 「…右京サン。見る前からヤバいんスけど…」 「バカ野郎。鼻血は実物を見た時のためにチャージしておけ」 言ってる右京は、早くも鼻血を垂れ流している。 想像だけでこの有り様。ある意味、とても幸せなヒトたちである。
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