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孤独
もうｳﾝｻﾞﾘ
こんなにも退屈な日々なんて
上辺だけの友達
見せかけの家族
上辺だけの学校
見せかけの世間
もうｳﾝｻﾞﾘ
効かない薬も
ｹﾞｰﾑ感覚な殺戮も
全てにおいて
幻想のよう
こんな世界
ぶっ壊したらどんな気分だろう
人が誰もいなくなって
自分一人だけの世界
携帯も
ｹﾞｰﾑも
ﾊﾟｿｺﾝも
ｸｰﾗｰも
ﾌｧｰｽﾄﾌｰﾄﾞも
何もない世界
空気だけは澄んでいて
空を大きく感じて
風の音が響く世界
廃墟の下からは花が咲き
緑が溢れかえる
そんな世界
それこそ退屈
これこそ孤独
赤い血も
人の温もりも
快楽さえも味わえぬ孤独
まるで鳥籠の中の1羽の鳥のように
一人虚しく
死んでいくのだろうか
高い廃墟の上
僕は飛び降りる
どうせなら
誰かの目に焼き付けておきたい
意識が遠のく前
僕が見た青空には
1羽の鳥が羽ばたいていた
今籠から抜け出せた
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