部活逃避

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その日を境に私は部活をサボるようになった。 今日は定期演奏会3日前。 昼休み。 先輩が私の教室に来た。 『絵里ちゃん.今日は来れる?? あと3日だし.来ようよ。』 一人の先輩は怒りを押さえ淡々と喋っていた。 逆に もう一人の先輩は怒り?を表に出している感じだった。 『何で来ないの!? 絵里ちゃんが来ないと皆が(合奏)出来ないんだよ?! 絵里ちゃんが居て,やっと(吹奏楽の合奏)って言うんだから!!』 私は、その先輩の一言で(下手なりに頑張ろう)と思った。 なんだろう。 やる気が出る言葉だったんだ。
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