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辰彦は階段を落ちていくように降りていった。
俺もそれを追う…。
11月11日 23:58 一階 16R前
一階まで降りると辰彦は両手で二丁の銃を握り、14R前廊下の左右を何発も撃ち始めた。
「くそっ…。当たらねぇ!こんなはずじゃ…。」
廊下の左右にあったものはロープと布…?
辰彦はロープを銃で撃とうとしたのか。
ロープが切れれば何かのトラップが発動するって事だったのか?
だが放たれた銃弾はロープじゃなく布に当たった…。
当たらなければ意味ないよな…。
五秒後…。
ちょうど俺が14R前に来た瞬間…。
ドカーーーーーーン!
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