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俺は進む足を無理矢理止めると体育館の入口に走って戻り始めた。
ダダダダダッ!
その銃声が聞こえた瞬間、俺はすぐにしゃがんで破片の物陰に隠れた。
破片に銃弾が当たるたびに、破片の一部がさらに小さな破片となって飛び散った。
俺は銃弾が飛んできた方を破片の影から覗き込んだ。
そこにはマシンガンをもった柳が立っていた。
バンッ!
柳のマシンガンに銃弾が当たりマシンガンが吹っ飛んだ。
「辰彦くん大丈夫?」
春香は銃を柳に向けながら言った。
どうやら今のは春香が撃ったらしい…。
「あぁ大丈夫だ。」
俺は物陰から出ると柳に銃を向けた。
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